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婚約指輪
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結婚指輪

あらゆる角度から見る

さて、ショーケースの中からあなたの目にとまった結婚指輪がいくつか取り出され、ベルベットの布を張ったカルトンの上に並びました。あなたはそれらをどう見ますか? 宝石を上から眺めるだけでなく、裏側や斜め横など、あらゆる角度から見ることでジュエリーのことがわかってきます。できれば、光をあててじっくりと見るとわかりやすい、でしょう。宝石の品質を自分でチェックしたいときは、ペンライトを持っていくと手軽で便利です。まず、下からペンライトを当て、上から見てその光が中を通るようすを観察します。内部の状態やひび割れ、内部組織などが、かなりはっきりとわかります。
宝石の性質がわかる

宝石は、真上から見たときの表面の部分、つまりテーブル面がいちばん美しく輝くようにカットされています。特に指輪の場合は真上から見ることがほとんどでしょう。でも、いろいろ見比べる時は、真上からだけではなく、あらゆる角度から見てください。

アイオライトという宝石を御存知でしょうか? 別名ウォーター・サファイアと呼ばれています。この宝石は上から見ると、ブルー・サファイアにとてもよく似た青い石です。ところが横から見ると、青い色はなく、水のように透明に見えるということからウォーター・サファイアと呼ばれているのです。見る方向によって色が違うというおもしろい石ですが、これは、屈折が強いためです。このアイオライトがリングだったとして、ショーケースのリングスタンドに並ペられている状態、て見たら、プルー・サファイアと間違えて、そのままそう思い込んで買ってしまうあわて者もいるかもしれません。枠を斜めにして眺めてみるとすぐにわかることですが、意外な盲点かもしれません。

張り合わせた石がわかる

上から見るぶんには申し分のない宝石の輝きを放っていても、下部に価値のない違う石が張り合わされている場合があります。

張り合わせの種類はいくつかあります。二つを張り合わせてあるのを、ダブレッ卜、一二つはトリプレットといいます。また、下方部分をすっぽりと金属など、て包み込んでしまうのは、いずれの場合も宝石の斜め横か、下から見れば、張りこんな婚約指輪がほしいフォイ1ルパックといいます。合わせた面が簡単にわかります。

たとえば、エメラルドの下の部分に価値の無い無色の石が張つであったり、オパール独自の効果を浮き上がらせるために、オパールの指輪にガラスや黒水晶(ブラックオニキス)が張られていることがあります。

天然石である証拠をつかむ

安いお寿司屋きんでつかわれているのは、人造のイクラや数の子だというのはよく知られているところですが、これらは、素人目にはほとんど違いがわかりません。むしろ人造のイクラのほうが粒がしっかりしていて見た目がきれいだったりします。本物のほうが粒がやぶれていて品質がよくないもののように見えるときがあります。人造のものは本物以上にきれいすぎてしまうものなのでしょう。

宝石は、昔から随分たくさんのにせものが造られてきました。信用のある指輪店ではにせものが混ぎるということは考えられませんが、にせものを見抜く方法をひとつくらい知っていたほうがよいでしょう。それもやはり、いろいろな角度から宝石を見るということなのです。

自然石には、インクルージョン(内包物)があります。自然の中で石が結晶して大きくなる過程、て、どうしても結晶以外の成分が入り込んでインクルージョンとなるのです。合成宝石は人聞が造るので、天然と同じ成分、でより純粋な結晶をつくることができます。自然界での結晶のように偶然に何かが含まれてしまうということがないの、ですから。その結果、合成宝石は天然石以上に内部がクリーンになります。上、下、斜め横など宝石を動かして見て、内部に何か含まれていれば、それが天然石の証拠、インクルージョンです。ただ、いくら天然の証拠といっても、これがたくさんある宝石は、輝きが鈍くなるので価値が下がります。

この天然の証拠であるインクルージョンのわかりやすい例としてオーストラリア産のプルー・サファイアがあげられます。オーストラリア産のブルー・サファイアは斜め横から見ると、直線の色帯があるものがあります。天然の結晶は、必ず角ばった面をもって成長します。その成長線がブラインド状の直線になって現れたものです。